メッセージ

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「ムダカラ」の由来と想い

環境分野で初のノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんが初来日した際、 「モッタイナイ」という言葉に感銘を受け、「環境を守る世界共通語 『MOTTAINAI』として広めたい」と提唱されました。

古来、資源の少ない我が国は、モノやコトを大切にして「何一つ 無駄にしない」と いう文化があり、持続可能な社会を構築してきました。

省エネの概念を一歩前進させ、「無駄な エネルギーから未来を創造する」ことに挑 戦したい。そのような思いで「ムダカラ」を社名といたします。

イニシャルの「M」をモチーフに、右下がりの斜めライン(濃い緑)は「ムダの削 減」、右上がりの斜めライン(オレンジ)は「課題解決や発展」を表現。
それぞれのラインが繋がり、循環しているデザインは「ムダをなくして社会の発展や環境改善にリンクしていく」ことを表し、 全体形状は「エネルギーの再生や 持続可能な社会の実現」を表現しています。

代表メッセージ

私たちの日々の生活、そして企業の経済活動において、電力がなくてはならないエネルギーであることに異論を唱える方はいらっしゃらないと思います。
そして節電・省エネは、かつては単なるコスト削減として理解され、企業の利益を増やすための取り組みでしかありませんでした。

しかし、2011年の東日本大震災を機に私たちは、社会機能を維持するために節電・省エネをするという経験をしました。
この出来事は、自分のためではなく他の誰かのためにする、利他的な省エネが多くの人に受け入れられるターニングポイントとなりました。

そして、SDGsという言葉の普及と共に、「日々の生活や企業活動を通じて社会をより良くする」という新しい価値観が私たちの中に広まりました。
立場の弱い生産者にきちんと利益が還元される商品を購入したり、これまで廃棄されていた食材を無駄にしない製品を開発するなど、経済活動と社会課題解決を両立させられることがわかってきました。
その点で、エネルギー分野に携わる私たちができることは、まだまだたくさんあると感じています。

例えば、エネルギーをただ削減するだけで終わらせず、省エネで生まれた利益で社会課題解決を促すことができないか。
クラウドによる省エネの見える化で、経営陣だけでなくより多くの方に省エネに関心を持ってもらえないか。
IoTによる動力設備の自動制御で、お客様に一層寄り添った快適な省エネができないか。
「省エネには、まだまだできることがある」、私にはそう思えてならないのです。

株式会社ムダカラは、エネルギー使用量を減らす「リデュース型の省エネ」だけでなく、省エネを超えた価値を生み出す、「アップサイクル型の省エネ」にも取り組むことで、これからの時代の省エネのフロントランナーを目指してまいります。
引き続きご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

株式会社ムダカラ
代表取締役 田﨑 太郎

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